ふがらっさ　～ないちゃーの沖縄的生活～

　小泉首相が靖国に参拝した。
　このことについて私はガタガタ言う気はさらさらありません。それはなぜか。その人たちの犠牲の上に現在の日本が成立しているからです。私は護国神社こそ行かなかったものの近所の神社へ行って12時前に本殿前で「大祓詞」を奏上、その後、12時から忠魂碑前で「神徳皇恩詞」奏上してきました。もちろん個人でです。右翼的だと言われるかもしれませんが、神道の形式にのっとってやってきました。
　中韓が批判する「靖国参拝」の根拠はどこにあるか。これが非常に問題なのですが、そもそもA級戦犯などというものは存在しないのです。「戦争開始責任者」として確かに裁かれたということはあったわけですが・・・・・。あと、「東京裁判」は絶対的に正しいといってる人が居ますが、これも間違い。もうひとつ、日本人の根本的な間違いは「日本が無条件降伏をした」という点。これは明らかに間違いです。日本は降伏するときに「天皇制を残す」という条件付で降伏したのです。つまり、ドイツとは全く状況が違うのです。
　「ドイツは戦争責任を認めていて偉い」という人が居ます。確かにドイツはホロコーストを認めました。
しかし、遺族に補償金まで出しましたか？確かにナチスは極悪非道なことをやってましたよ。しかし、ナチスの「功」を認める年寄りもヨーロッパにはいます。少なくとも「俺の国が悪い」なんてことを思っている年寄りはほとんど居ないといいます。他方、日本ではどうか。戦後60年以上たち、いまだに中国や韓国から非難され、「自分の国が悪い」と自国を貶めています。
　しかし、です。日本人は「日韓基本条約」の中にこういう文章があるのを何人の人が知っているでしょうか。
「千九百十年八月二十二日以前に大日本帝国と大韓帝国との間で締結されたすべての条約及び協定は、もはや無効であることが確認される。（第二条）」
つまり、「大日本帝国」と「大韓帝国」の間で締結された条約はもう国家自体が存在しないので無効であるとされたわけです。しかし、この「もはや無効であること」が今度は争点となっています。
　この条約が締結されたのは1965年ですが、日本人的に考えれば「この時点で無効化した」と考えるのが普通です。しかし、向こうの言い分は「当時からこれは無効であった」というものです。これはいくらなんでも無理があります。実際、当時の大韓帝国は横領や賄賂が堂々と行われており、腐敗を極めていたといわれます。日本へ留学した韓国人は日本と合併することで朝鮮半島がよくなると思ったと言う証言もあるようです。この時点ですでに「当時から無効」という論は根拠を失うこととなります。
　従軍慰安婦のことについても相当な誤解がまかり通っているようです。そもそも「強制連行」は違法業者によって行われたのであり、軍はこうしたことを厳しく取り締まっていました。「売られた」というのも当時はよくあったことです。食い扶持がなくなって娘を女郎屋へ売り飛ばすというのは日本でも見られたことです。慰安婦については戦後、アメリカ兵がきちんと実態を調査し、レポートも残っています。
「女性たちはブローカー（および経営主）が、300～1000円の前借金を親に払って、その債務を慰安所での収入で返還している。経営者との収入配分比率は40～60%、女性たちの稼ぎは月ｂに1000～2000円、兵士の月給は15日～25円。安婦たちは、通常、個室のある二階建ての大規模家屋に宿泊して、････寝起きし、業を営んだ････彼女たちの暮らしぶりは、ほかの場所と比べれば贅沢ともいえるほどであった。慰安婦は接客を断る権利を認められていた････負債の弁済を終えた何人かの慰安婦は朝鮮に帰ることを許された」
どうでしょうか？これが現実です。アメリカ崇拝左翼からは「ニセモノだ！！」と糾弾されそうですけどね・・・・。中国については日中国交正常化のときに当時の国家主席であった周恩来と日本の田中角栄の間で話がついているはずなのです。
　あと、一番おかしなこととして「植民地となった国々に補償をすべきだ」というのがあります。これはいったい何を持ってそんなことを言うのでしょうか？イギリスは大英帝国として海外に植民地をいっぱい持っていましたが、一切そんなことはやっていません。オランダもインドネシアを領有していましたが、全くそんなことはしていません。むしろ、現地人を奴隷扱いしていたわけです。
なぜそんなことで日本が糾弾されるのか、左翼の人に聞いてみたいものです・・・・・・。