2007年10月05日
教科書問題について思うこと
先週土曜日の県民大会。
11万人の参加があったという。
アメリカは復興の援助をしてくれたのみならず、日本経済までも朝鮮戦争で立て直してくれた。
東京裁判だけは何がどうあっても許す気にならない。まぁ、東条英機は仕方ないにしても、なぜ文官の近衛文麿が死刑になってしまったのだろうか?大川周明は狂人を装っていたという。B、C級戦犯なんてのははっきり言ったら大尉とか、それぐらいのレベルの人たちである。
でもって「沖縄主張」の妙な点。
まず第一に「集団自決に日本軍が関与」という点。
確かに現場で軍人が自決を強要したということはあっただろう。しかし、それはその軍人の個人的思想であって「日本軍」という集団にまで拡大解釈することはどうかと思う。実際に、軍人のいた壕で全員米軍に保護されたという例もある。したがって、全部が全部「玉砕思想」だったわけではない。実際、その主張どおりだったとすれば保護された軍人というのは存在しないことになる。
第二に「教育の問題」という点。
「皇民化教育を押し付けた」という点については、「アホか」といわざるを得ない。それは沖縄県民が日本人であることを否定する発言であることに気がつかないのだろうか?第一、皇民化教育というのは明治のころからの教育方針であり、国家の根本をなす「教育」は天皇制とともにあったのだ。沖縄の場合は「琉球国王」であるわけだが、明治になって「華族」になってしまった。 そこで、沖縄人は考えた。次なる国家アイデンティティとは何であろうか?と。
琉球処分によって琉球王国がなくなり、日本へ所属することになったのだから「天皇陛下」を国家アイデンティティとしようというのは実に自然な流れである。
いろいろな意見があるとは思うが、これが私の率直な感想である。
11万人の参加があったという。
アメリカは復興の援助をしてくれたのみならず、日本経済までも朝鮮戦争で立て直してくれた。
しかし!
東京裁判だけは何がどうあっても許す気にならない。まぁ、東条英機は仕方ないにしても、なぜ文官の近衛文麿が死刑になってしまったのだろうか?大川周明は狂人を装っていたという。B、C級戦犯なんてのははっきり言ったら大尉とか、それぐらいのレベルの人たちである。
でもって「沖縄主張」の妙な点。
まず第一に「集団自決に日本軍が関与」という点。
確かに現場で軍人が自決を強要したということはあっただろう。しかし、それはその軍人の個人的思想であって「日本軍」という集団にまで拡大解釈することはどうかと思う。実際に、軍人のいた壕で全員米軍に保護されたという例もある。したがって、全部が全部「玉砕思想」だったわけではない。実際、その主張どおりだったとすれば保護された軍人というのは存在しないことになる。
第二に「教育の問題」という点。
「皇民化教育を押し付けた」という点については、「アホか」といわざるを得ない。それは沖縄県民が日本人であることを否定する発言であることに気がつかないのだろうか?第一、皇民化教育というのは明治のころからの教育方針であり、国家の根本をなす「教育」は天皇制とともにあったのだ。沖縄の場合は「琉球国王」であるわけだが、明治になって「華族」になってしまった。 そこで、沖縄人は考えた。次なる国家アイデンティティとは何であろうか?と。
琉球処分によって琉球王国がなくなり、日本へ所属することになったのだから「天皇陛下」を国家アイデンティティとしようというのは実に自然な流れである。
ただし
明治から昭和の教育は沖縄の特殊な事情を強調しすぎたがために本土の教育とはかなり隔たったものとなった。これが「皇民化教育」といわれる理由であろう。いろいろな意見があるとは思うが、これが私の率直な感想である。
Posted by 琉王 at 23:29│Comments(0)
│沖縄の戦争
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