2006年05月30日
琉球史は深い・・・。
沖縄は「門中」といって、非常に親戚意識の強いところです。沖縄はこの「門中」の名前が墓に刻まれてることが多いです。「OO氏OO家之墓」って大体書いてあります。で、だいたいこれが中国みたいに一文字であることが多いわけです。たとえば「梁」とか「蔡」とかです。しかし、これが久米島や宮古、八重山になってくると2文字になります。「忠導」とか「白川」、「美済」、「山陽」などです。でもってもうひとつ。本島の士族は「唐名」を持っていました。しかし、久米島や先島では「唐名」はありませんでした。これはこの地方からは中国へ行く必要がなかったことからであると思われます。一説に複姓は本島と区別するためであるという説があります。ただし、先島士族たちも「名乗」は持っていました。これは家ごとでどういう漢字を使うか決まっています。これも伝統のなせる技ですね・・・・。
Posted by 琉王 at 16:57│Comments(1)
│沖縄の歴史話
この記事へのコメント
久々に(?)琉球史ですね!
ホント、知れば知るほど奥が深くてますます知りたくなるのが歴史ってヤツです。
ホント、知れば知るほど奥が深くてますます知りたくなるのが歴史ってヤツです。
Posted by まちゃこ at 2006年05月30日 23:35